ウニアン・ドス・アマドーリスとは

ウニアンのイメージ

ウニアン・ドス・アマドーリス(通称ウニアン)は関東の大学生を中心に構成されるサンバ団体です。
チームとして1981年に結成され、国内最大のサンバコンテスト「浅草サンバカーニバル」には第一回から出場、過去9回の優勝を果たしました。
チームからはプロのダンサーやミュージシャンも数多く排出しており、若さと経験が同居した日本最大のサンバチームです。
ウニアンは浅草サンバカーニバル以外でも、地域のお祭りなど多種多様なイベントを盛り上げています!

ウニアンの目標

ウニアンの目標

ウニアンの目標は、浅草サンバカーニバルで優勝することです。浅草サンバカーニバルの審査基準は「テーマの表現・躍動感・衣装・演奏・ダンス・総合評価」の6項目とされています。私達は最高のパレードを披露するため、一年中練習に励み、これらを追究しています。現在も夏の浅草サンバカーニバル優勝を目指し、精力的に活動しています。

チーム名と象徴の旗

バンデイラ

私たちは正式名称をG.R.E.S. União dos Amadoresと書き、ポルトガル語でグレミオ・ヘクレアチヴォ・エスコーラ・ジ・サンバ ウニアン・ドス・アマドーリスと読みます。G.R.E.S.とは英語にするとクラブ・レクレーション・スクール・オブ・サンバ。União dos amadorsはユニオン・オブ・アマチュア。つまり、素人たちの集まりという意味です。「素人にだってここまでできるんだぞ!」という想いが込められています。
また、チームを象徴するバンデイラ(チーム旗)のデザインにも意味があります。「União dos Amadores」の頭文字「U」を中心に、王者の冠を目指して緑の若葉が伸びています。若葉は若さ、その形はダンサーの背負う羽であり、周りに打楽器隊の用いるストラップが結びついて団結を示しています。放射状に伸びるチームカラーの赤と金がそれぞれ情熱と輝きを表し、その間に可能性の白を残しています。これは、一年で代替わりするウニアンがその年の色を打ち出すための余白であり、「U」の下には金のリボンを置いて私たちのパレードがお客様への贈り物であることを表現しています。

どんなメンバーがいるの?

集合写真

私たちウニアンは関東にある複数の大学のラテン系音楽サークルが集まって活動している「学生サンバ連合」です。早稲田大学、東京外国語大学、武蔵野美術大学、東京学芸大学、津田塾大学、上智大学、などなど・・・様々な大学からメンバーが集まって活動しています。そして、リーダーや幹部を毎年新しい2回生が務めるため、チームとして常に生まれ変わっています。
またウニアンでは、現役の学生だけでなく社会人になった方もOBGとして活動に参加しています。様々な学校の卒業生であるOBGにはプロミュージシャンの方や市議会議員の方など、その経歴も多彩です!

活動の見どころ

私たちウニアンは、サンバ音楽を「演奏」し、サンバダンスを「踊り」、サンバパレードを「創る」団体です。

演奏する

バテリア

7種類の楽器で編成される“バテリア(打楽器隊)”は、サンバ音楽の圧倒的な大音量と躍動感をみなさまの耳に、全身に、響かせます!そして、指揮者の役割を担う“ジレトール”は、甲高いアピート(笛)を吹き鳴らし、堂々と腕を振ってバテリアの群れをまとめます。

踊る

ダンサー

サンバのダンサーといえば、華やかな羽を背負った女性の姿。彼女たちは“パシスタ”と呼ばれ、大胆な動きと激しいステップでみなさんを盛り上げます。また“マラバリスタ”と呼ばれるダンサーはパンデイロとよばれるブラジルタンバリンを巧みに操り、みなさんに曲芸を披露します。そして、一国の王様と王妃のような衣装をまとい、大きな旗を掲げて優雅に舞うペアダンサーは“メストリ・サラ”と“ポルタ・バンデイラ” です。その大きな旗は“バンデイラ”と呼ばれ、私たちウニアンを象徴します。

創る

山車

私たちが創るパレードで一際目立つのが、全長6メートルにも及ぶ“アレゴリア(=山車)”です。町を練り歩くその巨大な山車は、見るお客さんを圧倒します。バテリア、ダンサーのきらびやかな衣装はもちろん、その巨大な“アレゴリア”も私たちがすべて自分たちで創りあげるのです。

こんな見どころたくさんのサンバを見に来てください!そして、ぜひ一緒にサンバをしましょう!